俳句紹介 五十野敦さん
五十野さんは「凡人俳句」として俳句を楽しんでいらっしゃいます。最新の作品をご紹介くださいました。
チョット ひととき 一月です
☆☆☆ その一~ お正月
(俳句)何事も 無きめでたさや どんど焼き
小学校にあるどんど焼きに、正月飾り持って行きました。まあ、寂しい風景で、お正月らしい何か、子ども達が楽しむ遊びが見られたら良いなと思いました。私の小学生の頃は、地域の子ども達が、手作りでどんど焼きをしました。
☆☆☆ その二~ 昨日今日
(俳句)つつがなく 老いて二人の 雑煮膳
(俳句)山茶花に 蜜吸うメジロ 日向ぼこ
(俳句)朝寒の 空を見上げて 雨を乞う
それにしても、雨が降りませんね。この1月、雨が降った日はホンノ数日。
庭はカラッカラ。水やりに使う水の量は、お風呂の水、何倍分にも。それに厳しい寒さ。夏バテならぬ冬バテが心配。
☆☆☆ その三~ 遠のく、いろいろ
(俳句)あてもなく 同期の友に 賀状書く
今年も、自作の俳句を添えて、普通に近況を伝えることができました。やっぱり、体力あっての賀状書きでした。
(俳句)トランプや 平和を願う 初日の出
「トランプや遠のく平和初日の出」ではなく、心から平和を願って。